幸せな人生

男飯

ひとり暮らしのとき、節約生活する必要もあったし、もともと料理もすきだったので、結構自炊してました。

最初別居したときに、少しの間実家に帰ったり、ネットカフェで寝たり、いろいろしてましたが、最終的には会社の空き部屋を生活部屋にして、朝も昼も夜も会社で生活する日々が長く続きました。

で、何が困るかというと、風呂はコインシャワーとか家族風呂(温浴施設)とかいろいろとあるけれど、毎日外食というのはとても無理。

もともと僕はひとりで飲食店に入れない。

そこでひとりで入って、注文して、食べて、出て行くって行為が無理なんです。

節約生活しないといけないのに毎日外食はもったいないし、コンビニで毎食毎食済ませていたらそれこそ病気になってしまうのではと思い、なんとか自炊をしたかったのです。

会社で住む日々が長くなるにつれ、自炊の必要性も高まり、ま、せめてご飯だけは炊こうと思い、小さな炊飯器を買い、ご飯は炊くようにしました。

経済的にはそれだけでもだいぶ違いますし、炊き立ての白ご飯はやっぱり旨いんですよ、日本人だなぁって思います(笑)

おかずは缶詰やレトルトが多かったですが、ホットプレート型の鍋(電気器具)がありましたので、たまにはそれに野菜と肉をぶち込んで砂糖、酒、醤油で味付けするなどして食べていました。

それがとてもご馳走だったなぁ、その時は。

やがて、会社で住みつづけることも精神的にむつかしくなり、僕は安アパートを借りて住むことになります。

まわりはすべて中国人かベトナム人のようなところでした。

ドアをあけるとすぐに流し台があり、ガスコンロひとつ、小さな流しだけのキッチンと6畳一間のアパート、トイレも風呂(シャワー)も共同のようなところでしたが、誰に気兼ねなくプライベートを過ごせる自分だけのスペースを久しぶりにもったので、天国のような部屋でした。

ここで思う存分好きな料理をつくり、好きなお酒を飲みながら、好きな野球を見る生活をしばらく満喫してました。
ただ家族がいない寂しさをのぞけば、幸せでした。

ま、そりゃ粗末な飯ですが、当時の私にはこれでもご馳走だったし、ひとりの寂しさ以外は全てのことに感謝でした。

男飯、今でもよく作りますよ^^;

今は再婚もして、嫁さんと2SLDKのマンションで、キッチンも広いし冷蔵庫も大きいし、何よりいろんなことを分かち合える家族ができたこと、むちゃくちゃ幸せなことだと思っています。

男飯、旦那飯、つくってますよ!^_-☆